長野県松本市の皮膚科クリニックなら「なごみ皮膚科クリニック」へ。
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診療案内
- 皮膚科
- 当クリニックでは皮膚に関する疾患全般を診察し、治療をしております。皮膚に気になる症状がある方は遠慮なくご相談ください。また、必要に応じて他院や他科へのご紹介もいたしますので、皮膚科かな？どちらの科にかかるのかな？と受診を迷う時もお気軽にお問合せください。
下記の症状でお悩みの方はご相談下さい
※症状名をクリックすると詳細を表示します
- アトピー性皮膚炎
- 蕁麻疹（じんましん）
- にきび（ざ瘡）
- 多汗症・腋臭症（わきが）
- いぼ（ウイルス性）
- とびひ（伝染性膿痂疹）
- 水イボ（伝染性軟属腫）
- 水虫
- 爪水虫
- 単純疱疹（ヘルペス）
- 帯状疱疹（たいじょうほうしん）
- 円形脱毛症
- 男性型脱毛症（Androgenetic Alopecia; AGA）
- 熱傷（やけど）・低温熱傷
- しもやけ（凍瘡）
- 掌蹠膿胞症
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- アトピー性皮膚炎
- アトピー性皮膚炎は乾燥肌の体質とアレルギーの体質（アレルギー性鼻炎・気管支喘息など）がベースにあり、かゆい発疹（湿疹）が良くなったり、悪くなったりしながら慢性に続く皮膚炎です。年齢によって湿疹の出る場所が変わり、乳幼児期は頭、顔からはじまり時に体、四肢に湿疹が広がります。小児期は全身の乾燥とともに首や肘、膝の裏に湿疹が強く出る傾向があります。成人期は顔、首、胸、背中といった上半身に湿疹が目立つ傾向があります。夏は汗、秋から冬は乾燥などで湿疹が悪化し、食物や花粉、ほこり、ペットのふけ、ストレスなどで悪化する方もいます。アトピー性皮膚炎の方は乾燥肌で皮膚のバリア機能が弱いため、水イボやとびひなどのウイルス・細菌感染症も伴いやすい傾向があります。
- 治療は保湿剤と炎症をおさえるステロイド外用剤を塗るのが基本です。痒みの強い方は搔くと湿疹がひどくなるため、かゆみ止めの飲み薬をお出しすることもあります。 近年はステロイドと異なる免疫抑制剤の塗り薬、飲み薬や注射による治療も登場しています。普段のスキンケアで皮膚を清潔にし、保湿剤を使って肌を保湿することも大切です。 なお、温泉や温泉入浴剤で硫黄の入ったものは肌を乾燥させるので、注意しましょう。
- ※皮膚のバリア機能とは…皮膚は体内の水分が外に漏れるのを防いだり、細菌などの有害物が皮膚から体内に入り込むのを防いでいます。この体を正常に保つための皮膚の防壁の役割を皮膚のバリア機能といいます。
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- 蕁麻疹（じんましん）
- 虫刺されのようなふくれた発疹が体のあちこちにできて、とてもかゆい。数分から数時間、長くても1日以内に自然にひくが、また繰り返しでてくる。入浴後など体があたたまった時や腰回りなど締め付けられる場所にでやすく、かくとみみずばれになる。そんな発疹をみたら蕁麻疹の可能性が大きいです。一ヶ月以内に症状が落ち着く急性蕁麻疹と一ヶ月をこえて症状が続く慢性蕁麻疹があります。
- 治療は飲み薬（抗アレルギー剤）が基本です。飲み薬の効果には個人差がありますので、症状をみながらお薬を選んでいきます。
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- にきび（ざ瘡）
- にきびといえば青春のシンボル、思春期にできるものと思っている方が多いと思います。しかし、にきびは中高生だけではなく、実は大人にもできます！思春期のにきびはいわゆるＴ－ゾーン（額と鼻）と頬に多くできますが、大人のにきびはあごから頬にできる方が多いです。ひどいにきびは放置すると痕になり、治すのが大変になります。できるだけ早めに治療をして、美肌を保ちましょう！
- また、にきびは日頃の生活やスキンケアも大切です。睡眠不足やにきびをいじる癖はにきびを悪化させます。洗顔は1日2回石鹸を使ってぬるま湯で行うのが効果的です。石鹸をしっかり泡立て、にきびをごしごしこすらずに優しく洗い、しっかりすすぎましょう。化粧品はノンコメドジェニック（面皰誘発テストをしてざ瘡を生じにくい製品と確認されたもの）と表記のあるものを使用するのがおすすめです。
- 当院ではにきびの診療に力を入れております。にきびの状態に応じて、飲み薬、塗り薬をはじめ様々な治療を行っています。県内では珍しい穏やかな光線治療も行っております。にきびでお悩みの方はぜひご相談ください。
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- 多汗症・腋臭症（わきが）
- 腋や手足、顔の汗が多くて、服の汗じみが気になったり、手足がすべる、物が濡れるなど日常生活に困っている、緊張するとさらに汗が出るという方はいらっしゃいませんか？その症状は多汗症の可能性があります。
- また、腋の臭いは皮膚表面に出た汗の中のタンパク成分が皮膚表面に存在する細菌によって分解され、臭いが生じるといわれています。強い臭いを伴う場合を腋臭症（わきが）といい、多汗症を伴うこともあります。
- 治療は多汗症、腋臭症ともに制汗剤の外用療法から開始することが多いです。また、内服療法など他の治療を行うこともあります。お困りの方はご相談くださいね。
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- いぼ（ウイルス性）
- 手にかたい豆のようなものができで、数が増えてきた、、、足にウオノメのような硬い発疹が出来ている、、、その発疹はもしかしたらウイルス性のいぼかもしれません。
- いぼはヒトパピローマウイルスが皮膚に感染しておこります。感染したウイルスが増えた結果、盛り上がったり、硬くなったりしていぼができます。手足だけではなく、顔や四肢、陰部など他の部位にできることもあります。正常な皮膚にはそう簡単にはうつりませんが、手荒れやケガなど皮膚の角層がいたんでいる時はウイルスが侵入しやすくなります。 ですので、いぼをかいたり、いじらないように気をつけましょう。
- 治療は液体窒素を使用した凍結療法が基本ですが、状況に応じて様々な工夫をしながら治療を行います。
一般的に手のひらや足の裏は角層が厚く、深くまでウイルスが侵入するため、いぼの治療期間が長くなる傾向がありますが、根気よく治療を続けると治っていきます。もしかしたらいぼ？と思われた方は是非相談にいらしてくださいね。
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- とびひ（伝染性膿痂疹）
- 虫刺されや湿疹をかいていたらじくじくして、他の場所にもじくじくした発疹が増えてきた・・そんな時はとびひの可能性があります。
- とびひは黄色ブドウ球菌や溶連菌などの細菌が皮膚に感染し、水ぶくれやびらん（じくじくした皮むけ）をおこしたものです。お子さんに多いですが、大人もかかる場合があります。病変部に直接接触した時や病変部をふいたタオルなどを介してうつります。
- 治療には抗生物質の塗り薬や飲み薬が必要です。とびひと診断されたら、お風呂は他の人と一緒に入らず、シャワーが望ましいです。タオルの共用もさけましょう。登園や登校は病変部を覆うことができれば可能ですが、プールは治るまでお休みです。怪しいと思った時はご相談ください。
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- 水イボ（伝染性軟属腫）
- お子さんの体にかゆがらないけど、ポツポツとした小さな丸い肌色の発疹が所々にある、という時はもしかしたら水イボかもしれません。
- 水イボは伝染性軟属腫ウイルスが皮膚に感染しておこる皮膚病です。プールや入浴時などに水イボに直接接触することでうつります。うきわやビート板、タオルなどを介して間接的にうつることもあります。健康なお子さんでは発症してから半年から3年で自然に免疫ができて治るとされています。しかし、時に水イボのまわりに湿疹反応がおきて、かゆくなることもあるため、自分でかいて水イボを増やしたり、かいているうちにとびひ（細菌感染症）をおこしてしまう場合もあります。
- 当院ではかいているお子さんや水イボが急激に増えているお子さんには水イボをとる処置をしています。水イボが沢山ある場合には麻酔のテープやクリームを使って、とる時の痛みを減らす処置をしてから行いますが、麻酔に30分から1時間ほどかかりますので、当日治療を希望される方は早目の診察時間にお越しください。
- また、とる処置をした日はプールと入浴はできませんので、ご了承ください。とる治療はしたくないけれど・・という方も、状況に応じて治療を考えますので、ご相談くださいね。
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- 水虫
皆さん、水虫という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。水虫は白癬菌（ハクセンキン）というカビが、足の皮膚に感染しておこる皮膚病で、正式な病名を足白癬（アシハクセン）といいます。足の皮がむけて、かゆいというイメージを持つ方が多いと思いますが、実は病型は下の３種類あり、それらが混合していることもあります。
- ① 趾間型…足の指の間が赤くなったり、皮がむけ、じくじくしたりします。
- ② 小水疱型…足の裏に水ぶくれや皮むけがあります。
- ③ 角質増殖型…足の裏が硬くなり、白っぽくかさかさしています。
- かゆみはあることもないこともあります。特に③の角化型ではかゆみがないことが多いので、水虫と気づかないこともあります。一方、足の皮がむけた=水虫ではありません。実は水虫の訴えでかかった患者さんの３割は別の皮膚病だったというデータもあります。 水虫の診断の確定には顕微鏡で白癬菌がいないかを調べます。
- 水虫かな？と思ったら、是非受診してみてください。その際、できれば市販の水虫のお薬を塗らずに来ていただくと、顕微鏡で白癬菌が確認しやすくなります。もしすでに塗られている方は市販の水虫薬を中止して、１週間ほどしてから来ていただく方が良いですが、もしじくじくがひどい、猛烈にかゆいという方は我慢せずにすぐにおこしください。
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- 爪水虫
- 爪にも水虫菌（白癬菌）がうつることがあるのをご存じでしょうか？爪が白く、ぼろぼろしていたり、厚くなっていたら、爪に水虫菌がうつった爪水虫（爪白癬）の可能性が あります。ただ、白い爪でも他の爪疾患の場合もあります。診断の確定は足の水虫と同じように、白くなった爪の一部をとり、顕微鏡でのぞいて水虫菌を確認します。
- 以前は爪水虫には保険適応のあるお薬では 飲み薬しか効果のあるお薬がありませんでしたが、ここ数年で塗り薬タイプの治療も登場してきました。当院では患者さんのご希望や病状にあわせて、いろいろお薬を選んでいきます。もしかして爪水虫・・？と心配になった方はご相談ください。
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- 単純疱疹（ヘルペス）
- 風邪をひいたり、疲れたりした時に、口唇や口のまわり、お尻などにぷつぷつとした水ぶくれが出来る方はいらっしゃいませんか？その水ぶくれはもしかしたら単純疱疹（ヘルペス）かもしれません。
- 単純疱疹（ヘルペス）は体の中の神経節に潜伏している単純ヘルペスウイルスが風邪や疲労などで体の免疫力が下がった時にウイルスが活性化して皮膚に水ぶくれをおこすウイルス感染症です。水ぶくれが出てくる前にむずむず、ぴりぴりとした症状があり、その後はれたような発赤と小さな水ぶくれが出てきます。
- 自然に1週間ほどでかさぶたになって治ることが多いですが、体力が低下した時に繰り返し再発する傾向があります。症状が出始めたら早目に抗ウイルス薬を塗ったり、内服すると症状がひどくならずにすみます。心あたりのある方は発疹が出始めましたら早目にご相談くださいね。
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- 帯状疱疹（たいじょうほうしん）
- 数日前から頭痛がすると思ったら、顔の片側に発赤と水ぶくれが出てきた、、４，５日前から腰痛があり、湿布を貼ったら、その場所に発疹が出てきた、、1週間前から片腕がピリピリ痛かったが、今朝から虫さされのような赤いはれが出てきた、、、このようなエピソードで出てきた発疹は帯状疱疹の可能性があります。
- 帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスによるウイルス感染症です。昔水痘（水ぼうそう）にかかった人は水ぼうそうの症状が治った後も水ぼうそうのウイルスが体の神経節に潜伏感染しています。疲れたり、風邪をひいたりして、体の免疫が低下すると、潜伏していたウイルスが活性化して増殖し、皮膚に出てきて発疹をおこします。通常は体の片側に神経に沿って帯状に痛みを伴った発赤や水ぶくれができます。発疹が出る数日から一週間ほど前から体の片側にぴりぴり、ずきずきといった痛みだけ出る時期があり、発疹がないため、痛みの場所によっては頭痛、肋間神経痛、腰痛など、他の病気と区別が難しいこともあります。人によっては最初痛みがなく発疹で始まったり、かゆみを感じる方もあります。
- 治療はできるだけ早期に抗ウイルス薬をしっかり内服することが大切です。帯状疱疹は発疹が治った後も痛みが残ることがあったり（帯状疱疹後神経痛）、 時には顔面神経麻痺などの麻痺症状を起こす場合があります。早目に治療をした方が、これら合併症のリスクを減らすことにもなります。もしかして帯状疱疹？と思ったら、ぜひ早目にいらしてください。
- なお、帯状疱疹の治療に使われる抗ウイルス薬はウイルスが新しく誕生するのを抑えるお薬ですので、効果が出てくるのに数日かかる場合があります。内服を始めても数日間は痛みが強くなったり、発疹が増える場合がありますが、効果が出てくるのに時間がかかっているだけですので、処方されたお薬は最後までしっかり飲みましょう。ただし、内服したら気持ちが悪い、ぼーっとするなど副作用を感じた時はご相談ください。
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- 円形脱毛症
- 円形脱毛症はある日突然円形の脱毛斑ができるもので、頭部によくできます。かゆみなどの症状がないため、床屋さんや美容院で指摘されてびっくりという方もよくいらっしゃいます。
- 原因はストレスがよくあげられ、脱毛斑ができる数か月前にストレスがあったというエピソードがある方もありますが、思いあたることはないという方もあり、実のところ、まだ原因は不明です。ただ、アトピー性皮膚炎や自己免疫性甲状腺疾患の方に合併することがあり、自己免疫が関係して、毛母細胞（毛を作るもとの細胞）が障害され、毛が抜けるのではと言われています。脱毛斑が一つの場合は数か月の間に自然に治ることが多いですが、脱毛斑が沢山ある場合はなかなか治らなかったり、繰り返し脱毛斑ができることもあります。
- 治療は年齢や症状に応じて、塗り薬、飲み薬、ステロイドの局所注射、光線療法、局所免疫療法などを行います。お悩みの方はご相談ください。
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- 男性型脱毛症（Androgenetic Alopecia; AGA）
- 最近頭頂部の髪の毛が薄くなった、額の生え際が後退してきた気がする、自分の父親や祖父も同じ年頃に似たような感じだった、、、そんなお悩みを持っている男性の方がいらっしゃいましたら、男性型脱毛症かもしれません。
- 男性型脱毛症は遺伝と男性ホルモンが関係し、10代から徐々に額の生え際がＭ字型に脱毛したり、頭頂部が円形に脱毛してきます。
- 男性型脱毛症に効果があると言われている塗り薬（例：リアップ）もありますが、飲み薬もあります。男性型脱毛症の原因となる男性ホルモンが活性型となるのを抑える飲み薬（プロペシア、ザガーロ）です。飲み薬は症状の早期に飲み始めた方がより効果があるとされています。ただし、こちらの飲み薬は保険適応外になります。当院でも処方しておりますので、気になる方はご相談くださいね。
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- 熱傷（やけど）・低温熱傷
- 皮膚に誤って熱湯をかけてしまった！熱いものに触ってしまった！皆さんご存知の熱傷（やけど）ですね。やけどをしたら、とにかくすぐに流水で冷やしましょう！ 流水で30分以上冷やすのが良いとされています。ただし、小さなお子さんやご高齢の方は冷やしすぎると低体温症になることもありますので、注意が必要です。やけどの深さは温度×時間で決まるといわれています。早く冷やすほど皮膚の障害が深部に到達せずにすみ、傷がきれいに治るかの重要な分岐点になる場合があります。熱による皮膚障害が真皮浅層までですと、およそ２，３週間で傷跡（瘢痕）を残さずに治りますが、それより深いと治るのに時間がかかる上、瘢痕が残ります。やけどをした直後は赤いはれだけでも、翌日水ぶくれになることもあります。
- やけどをしたら、できるだけ早く医療機関にかかることも大切です。早目に対処すると水ぶくれが軽くてすんだり、痛みも早くひくことがあります。
- 湯タンポによる熱傷（やけど）は温度が低いものの、長時間皮膚に接しているため、深いやけどになり、皮膚が潰瘍になることが多いです（低温熱傷）。このため、治るのにしばしば数か月以上かかり、傷跡（瘢痕）も残ります。湯タンポはできるだけ、布団に入る前にいれて布団をあたためておき、眠る時には出しておく方が安全かもしれません。
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- しもやけ（凍瘡）
- 寒くなると手足や耳、鼻、頬に赤色から紫色の発赤やはれができるが、春になると自然に治るという場合はしもやけが考えられます。
- しもやけは気温が４から５℃で、日差１０℃以上の時期に寒冷刺激にさらされると血管にうっ血がおき、皮膚が赤くなったり、はれるものです。真冬よりも気温差の激しい晩秋から初冬、初春に多くみられます。年齢的にはお子さんに多いですが、中高年の方にもしばしばみられます。体質が関係するともいわれています。
- 寒冷刺激と急激な気温差をさけるため、たえず保温（手袋、靴下、耳当ての着用など）をし、循環を良くするためにマッサージをしましょう。 手袋や靴下が濡れている時は早目に乾燥したものに交換しましょう。濡れたままのものを着用していると、更に冷えてしもやけが悪化してしまいます。循環を良くする飲み薬や塗り薬で症状が軽くなることもありますので、お困りの方はいらしてくださいね。
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- 掌蹠膿胞症
- 手の平や足の裏が赤くなり、ぷつぷつとした水ぶくれや膿っぽいものが出来て、長く続いたり、良くなったり悪くなったりを繰り返している時は掌蹠膿胞症かもしれません。手足の発疹だけではなく、時に胸や鎖骨部などに痛みや腫れを生じたり、腰痛がおきる方もあります。体の中の慢性に続いている病巣感染（例：慢性扁桃炎、副鼻腔炎、虫歯、胆嚢炎）や金属アレルギー(例：歯科金属)、喫煙などが誘因になるといわれています。
- 金属アレルギーにつきましては当院にて金属パッチテストで調べることができます。ただし、金属パッチテストは2日間金属の試薬を皮膚に貼るため、貼っている間は入浴ができません。また、金属が汗によって変化し、正確に判定できない場合があるため、夏は検査は行わず、涼しい時期にのみ行います。
- 当院の金属パッチテストのスケジュールは下記※の通りです。誘因がはっきりしている場合はそちらの治療をすると手足の発疹も良くなることがあります。また、誘因が不明でも塗り薬、飲み薬、光線療法などで症状が軽くなることもあります。お困りの方はご相談くださいね。
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※当院の金属パッチテストのスケジュール
試薬を貼る日 2日(48時間)後判定 1週間後判定 火曜日（午前・午後2~3時の間） 同じ週の木曜日 翌週の火曜日 木曜日（午前のみ） 同じ週の土曜日 翌週の木曜日 -
注意
1. 試薬を貼った後、2日後判定が済むまでは入浴やシャワーができませんので、必ず前日か当日朝に入浴かシャワーをしてきてください。
2. 2日後判定は原則試薬を貼った日とほぼ同時刻になります。
診療科目
- - 皮膚科
所在地
〒399-0026
長野県松本市寿中2-1568-1
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休診日
水曜・日曜・祝祭日
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fax.0263-85-7531
はじめて受診される方へ
印刷可能な方は、下記より問診票をダウンロード・ご記入の上、ご来院時にお持ちいただくとスムーズに受付ができます。
問診票
※にきびで受診される方は下記、にきび用の問診票も併せてご記入ください。
にきび用の問診票